一億円アパート決済完了! ~手放しでは喜べない~
2/28、予定されていた築古アパートの決済に行ってきました。
上記の記事で書きましたが、売主さんが契約書に記載された条件の雨どい修理を全く実施しておらず、違約金請求か!?という流れもあったのですが、修理代金相当を別途お支払いいただくことで話を付けていました。
その話でまとまってから決済までわずか2営業日!ということで、新たな管理会社さんに超特急で修理代金見積もりを取って頂くように依頼しました。
ええ、もちろんリッチに入念な修理を頂く前提での見積もりです。
100万円くらいの見積もりが来るのかな~と思って期待していたのですが、残念ながら50万円超の見積でした W
そんなに控えめでなくてもいいですのに~と思いつつも、取り急ぎ2/26の夜に提出。
反応を伺うも、既に終業時間で連絡付かず。かつ、2/27は水曜日で休業日。結果を受け入れるかは2/28の決済の場で交渉、、という何とも危うい状態です。。
こんな痺れる決済は初めてです。どうなることやら。
いざ決済の場へ
さて、決済の場は三井住友トラストL&Fさんのオフィスです。普段はスーツで行くのですが、今回は銀行さんもいないので、シャツとセーターにネクタイを締めるだけで、少しリラックスして向かいます。
10分前に入室したのですが、ワタクシが最後の到着でした。
こういう決済の場はいつもは和やかに進むのですが、今日はピリピリした空気をビシバシ感じます。リラックスどころじゃなかったです W
そんな空気の中、軽い名刺交換を終えたところ、まだ若手のように見える司法書士の先生が「では登記に必要な書類を。。」と空気を読まずに発言。
買主側の仲介さんより、「いや、条件の調整が済まないとまだダメです!」と窘められます。いや~ ピリッしますねぇ。
で、こちらから取得した50万円強の見積もりを再度提示すると、売主の仲介さんからは
「見積書確認しましたが、足場代が相場よりだいぶ高いですねぇ。。これもう少し下がりませんかね?」との(ある程度想定通りの)発言!
ここはキレたフリをして、「アア? グダグダ言うなら違約金請求してもいいんだぞ!?」と言っても良かったのですが、こちらの仲介さんが「そもそも買主さんは一般消費者、売主は不動産業者(三為ですけど)で、買主が当然守られるべき、またこの物件は当初の話よりも100万円の買い上げがある等、買主が相当折れているところもある。違約金の話も出ているんですよ??譲れるわけがないでしょう!」とガツンと言ってくれました!
これを受けて売主仲介さんは売主さんと5分ほど電話。。結果、受け入れてくれることになりました。ただ、修繕代金は本日は支払わず、売買代金からの差し引きもなし。後日振込となりました。とりっぱぐれとなる一抹の不安はありますが、まあ何とかなるでしょう。。
入金完了 & 衝撃の価格判明
この後は、淡々と銀行振込等をすませ、こちらの作業は完了です。三為業者さん口座に入金されたお金を今度は三為元の売主さん(こちらは個人の方)の口座に入金するのですが、銀行が込んでいるせいかなかなか入金確認が取れません。。。銀行が閉まる3時が近づいてきて、みな焦りだします。(悪いことに、複雑な取引にもかかわらず12時スタートだったのです)
待つこと30分ほど。何とか入金確認が取れました。三為さんも焦っていたのか、銀行への入金確認の電話を目の前でするのですが、その金額も大きな声で言ってしまいますW
「8400万円ですが、入金されましたか!わかりました!」と。。
おいおい、オマイラ、右から左に流すだけでで1600万円の利益か(10000マン-8400マン)、、と。中間省略だから登記費用も取得税もかかりませんからね。。
改めて不動産業というのがいかにボロイ商売か認識しました。いずれは大家だけでなく不動産仲介、やりたいと思います(爆)
しかし、不動産業者さんというのは実にエンドにやさしくないですね。売主から中間省略ではなく、一般仲介として出せば明らかにもっと高い金額を売主さんは得ることが出来たでしょうに、中間省略で買いたたくとは。。魑魅魍魎の世界です。
なお、登記簿を見ると、売主さんは5年ほど前に1億円の抵当で金利4.5%の鬼のスルガで融資を付けていたようです。確実に損をされていますね。怖い怖い。。
自分も二の舞とならないよう頑張っていきたいと思います。
ではでは。