最初の区分マンション購入と、区分 & 一棟アパートのメリット/デメリット比較
まずは、私の不動産の購入履歴を書いてみます。
※メガ大家さんや地方高利回り物件、築古再生物件などで高利回りを
得ている方々から見ればショボい物件でお恥ずかしいのですが、
出しちゃいます。。
購入物件その１ 文京区区分マンション
（上図はイメージ図です）
文京千石の27平米、築15年の区分マンションでした。1400万円利回りは7.56%です。
当時は一棟ものなんて地震来たら怖いよ～ リスク分散でしょ！という思いで
中古築浅の区分マンションしか探していませんでした。
※もしまだ不動産投資を始めていない方で、新築もいいかな、なんて考えている
方がいらしたら断言します。 絶対やめてください
確実に損をします。節税のため、というのがセールストークですが、それも嘘です。節税狙いなら中古アパートの方がはるかに理にかなっています。
Athomeの不動産投資でAlertメールの設定をしており、希望条件を満たすもの
があれば携帯に来るように設定しており、メールが届くやいなや、速攻で
電話して「現金満額買い付けします！」と言ったのを覚えています。住宅ローンを繰上げ返済せずに貯めておいた現金が役に立ちました。
当時は（今もですが）2016/8月で不動産投資ブームで湧いておりまして、
利回り的にはすこぶる優秀と思われました。後で不動産屋さんに聞いたところ、
現金満額解決がその日だけで7件入り、その日で募集を打ち切ったそうです。
ギリギリ私が一番手になれたそうで、その後契約まで時間はかかったものの
無事成約しました。1年後に大幅な高値で売れました。
その後6戸の区分を購入していますが、未だにこの最初の1戸ほどの物件には
めぐり合えていません。いわゆるビギナーズラックって奴ですねぇ。
確かに区分は一棟ものに比べて手間の割には利益が、、、という面がありますが
資産の急速な拡大に興味がなく、安心、安定、そしてある程度の金融資産の
余力がある方には悪くない投資だと今も思っています。少なくとも株式やFXなどに比べて勝てる確率が圧倒的に高いと思います。（あ、繰り返しますが新築はダメですよ）
区分のメリットを書くと、
- 一棟ものに比べると少額の投資で始められリスクが相対的に少ない
- 購入希望者が多く、非常に流動性が高い。いざとなるといつでも売れる。
- 管理の手間がほぼゼロ。（アパートには頻繁に行きますが区分はまず行くことはありません。）
逆にデメリットは下記です。
- 少額である分、収入も少ない。（購入の手間はアパートも区分も変わらないが）
- 1室のみの購入だと、退去時に収入ゼロとなる。（まあ複数持てばいいのですが）
- 管理の手間が掛からない分、管理費＆修繕積立が取られランニングが高い。
- 銀行評価が低く、融資が使いづらい＆その後の融資拡大でも足を引っ張る
特に デメリットで大きいのは最後のものです。その他のデメリットは購入前からみな気付いていると思いますが、最後のものはアパート購入にシフトする際に気づくことになります。まあ売却すればいい話ではありますが。
アパートで急速に規模拡大！と考えている方は区分には手を出さない方がよいかもしれませんね。
ではでは。
